木の技術を生かしつつ、接合部分を金物などで補強し、壁を強くしていきます。
鉄筋コンクリートに比べ、耐震性能が弱いイメージがありますが、建物が地盤と一体化、また、近年の建築基準の強化や補強金物等の普及により、強度も増しています。
鉄筋コンクリートの基礎の上に木材の土台、柱、梁と組み上げて骨組みを作っていく構造で、設計の自由度は高く、リフォーム、増築などにもスムーズに対応できるのもこの工法の特徴です。
木造軸組工法の詳細(Wikipedia)
木造軸組工法の特徴として増改築・リフォームの容易さがあります。お客様のライフスタイルが変化しても対応できる住宅です。また子供部屋の増築、お風呂の改築、畳のフローリングなどにもスムーズに対応できます。
古来から、民家の壁には荒壁土が施されてきました。それは、日本の気候である高温多湿という環境を、快適に暮らすために昔の方が考えた素晴らしい工法であるといえます。
現在では、ほとんど荒壁土の工法は無くなってきていますが、石原建築では、荒壁土を使って今でも施工するよう心掛けています。
蔵などで分かるように土壁を多様に使うことで、年中、温度・湿度を一定に保ちます。塗れば塗るほど、その効果が増していると考えられます。
土壁の下地は、古来から竹を使用しています。人間でいうと「骨」の役割を果たしています。その竹を柱に貫通させた貫に、縄などで縛って固定していきます。
土壁の下地は、古来から竹を使用しています。人間でいうと「骨」の役割を果たしています。その竹を柱に貫通させた貫に、縄などで縛って固定していきます。
石原建築の建てる家は、家の健康、住む人の健康を第一に考えた居心地の良い空間を提供できるよう心掛けています。
最近の住宅は、プレカット工法で行い、荒壁を使う家もほとんど無くなりました。
断熱材・サッシは高性能になり、高断熱高気密がエコで良い家のように言われています。
しかし、断熱気密性能を高くしてエアコンの効きを良くするよりも、エアコンを使わなくても過ごせる家のほうが快適ではないでしょうか?
また、構造材で良く使われる集成材は強度に強いと言われていますが、それは最初だけで木と木をくっつけている接着剤はいつまでもつのでしょうか?
もちろん、昔の家の造りがすべて良いとは思っていません。時代の経年変化とともに良いものもたくさん出ています。
しかし、これからの家づくりは、何十年も先のことをしっかりと考えて決めていくべきだと思うのです。
そんな何十年も先のことをしっかりと考えた家づくりを、全力でお手伝いさせていただきます。